大街道からのメインエントランスがあり、こちらからホテルに入ることができる。今回は地図を見て一本先の細い道から入ったが、こちらからでも入ることができる。
チェックイン時はスタッフの丁寧な説明でわかりやすかった。ホテルの説明の紙を渡されるが、説明を聞くことをお勧めする。
館内は英語の説明が至るところにあり、海外の方への配慮が感じられる。また、スタッフの対応も素晴らしい。
客室は通常なら15平方メートルで、大きくはないが大きめのスーツケースを広げられる。特に不自由は感じなかった。冷蔵庫にはペットボトルの水1本とデザートのウェルカムサービスがあった。荷物に冷蔵品があり、冷蔵庫があったので助かったが、よいサービスだと思った。滞在着やスリッパも用意されており、余分な荷物を出すことなく気持ちよく過ごせた。ホテルの場所は繁華街に近いが、とても静かだった。
最上階の大浴場はサウナと露天風呂がある。どちらも大きくはないが、こういう施設は非常に嬉しい。湯上がりにはアイスのサービスがあった。(〜25:00まで)
朝の大浴場の湯上がりサービスは、アイスではなくヤクルトに変わるようだ。
朝食は評判が良かったので楽しみにしていたが、想像以上に良かった。カードを使って最初に席を確保するやり方は日本的だが、非常に合理的と思う。裏返すと食事が終了したサインとなる。
バイキング方式だが、食事のメニューは鯛めしや松山あげ、赤味噌、ポンジュースなど地元らしさが出ていて、こういうものが食べたかったというものが用意されている。小鉢のおかずも種類が多く、全部試したかったがお腹の都合でかなわなかった。
鯛めしについてはタレに生卵をといて鯛の刺身、薬味を入れてご飯にかけて食す宇和島鯛めしである。これを朝食で食べられるとは嬉しい限りである。これだけでもここに泊まって良かったと思うほどだった。
サラダ類、パン、焼き魚、ウインナーやスクランブルエッグといった通常のメニューもあり、多様なニーズに対応している。十分すぎる朝食で、たいへん満足した。
メインエントランスに温泉街らしく足湯のサービスがある。帰りがけに少し利用させてもらった。あたたまって、とてもリラックスできた。